放課後等デイサービス・リッケ 支援プログラム
更新:2025年(令和7年)2月27日
放課後等デイサービス・リッケの支援プログラムのご紹介。
法人(事業所)理念
リッケに関わる誰しもが笑顔になれるよう、常に初心に返り「今何ができるか」を思考し、行動する。
支援方針
- ・ いろいろな障がいや家庭環境の異なるこどもたちが、安心して安全に過ごすことのできる居場所作りに努める。
- ・ 心身ともに健康なこどもの育成を目指し、他者への思いやりの心を育むと共にいろいろなことに挑戦できるよう子ども一人ひとりを大切にした総合支援型の支援を実践する。
- ・ 進学、就職等将来の進路に向けて、生活に必要な読み書き、計算の支援を行い、職業選択支援の充実を含めて日常の充実を図る。
営業時間
- 平日 10:00~19:00
- 学校休業日 9:00~18:00
送迎実施の有無
- あり
支援内容
健康・生活 (本人支援)
〈健康状態の維持・改善〉
- ・来所時に検温と体調の確認を行い、在所中は心身の状態を細かく観察し適切な対応を行ないます。
- ・体を動かすスポーツや散歩で心の安定を図り、体力の向上に関心を持たせながら健康維持改善につなげています。
〈生活習慣や生活リズムの形成〉
- ・家庭での過ごし方(食事睡眠等)について話し合い、家庭と連携して生活習慣の改善や生活リズム形成の支援を行ないます。
- ・おやつ、クッキングの活動を通してバランスの良い食事や食事作りを楽しんだり、協力したりするスキルの育成を行ないます。
- ・手洗い、排泄、衣類の着脱、身の回りの清潔など、基本的な生活習慣を身に付けられるように支援を行ないます。
〈基本的生活スキルの獲得〉
- ・スケジュールを掲示し視覚化したり、切り替えのタイミングで音楽を流したりスケジュールを意識して行動できるような配慮を行います。
〈生活におけるマネジメントスキルの育成〉
- ・子どものアイディアを活かした活動を計画、実行させ自主企画力及び他者への関わり方を身につけ深めて行けるように努力します。
- ・学校への提出物を期限内に出すことや、学校の日程変更などを自ら把握し報告するなどマネジメントできるように保護者と連携し支援します。
運動・感覚 (本人支援)
〈姿勢と運動・動作の基本的技能の向上〉
- ・ボールやラケットを使った遊びや縄跳びなど体を動かすレク活動で体全体の機能強化を目指した支援を行います。
〈身体の移動能力の向上〉
- ・近くの公園まで徒歩で往復したり、市内バスやモノレールでの移動機会を定期的に取り入れ、移動能力向上の支援を行います。
〈保有する感覚の活用〉
- ・事業所の園庭や周りの自然(植物、土、生き物)に触れ、感覚機能が活用できる(育つ)ように支援を行います。
〈感覚の特性への対応〉
- ・感覚の特性(感覚の過敏や鈍麻)を把握し、個々に合わせた環境調整(個別対応)を行います。
認知・行動 (本人支援)
〈認知の特性についての理解と対応〉
- ・子どもの不適切な行動や偏食について、日頃から観察、状況把握を行い、子どもと保護者に情報を伝えたり、話し合いをしながら改善へ向けての支援を行ないます。
- ・トラブルの場では振り返りを行い、相手との良い関わりを子どもと一緒に導き出し「こだわり」や「困り感」の軽減へ繋げています。
〈対象や外部環境の適切な認知と適切な行動の習得〉
- ・主に個別のプリント学習により、数量の概念や基礎的な計算能力を習得し生活場面での活用を促す。
- ・学習においては個々の興味関心に関連づけた教材の準備や作成を行い活用しています。
〈行動障害への予防及び対応〉
- ・調理活動や制作活動においては、手順通り行えるよう手順を視覚化して提示したり、口頭での説明を細かく分けたりしてスムーズな活動への配慮を行います。
- ・行動障害が予想される場合や実際の支援場面では子どもと話し合い、コミュニケーションや認知の偏りを理解してもらい適切な行動へ導くための支援を行います。
言語・コミュニケーション
〈コミュニケーションの基礎的能力の向上〉〈言語の受容と表出〉
- ・相手の表情や周りの状況を見て、会話をしたり、身振り手振りなど言葉以外で表現したりするスキルを身につけられるよう個々に応じた対応を工夫します。
〈言語の形成と活用〉
- ・家庭や学校などデイ以外の出来事を体系立てて、自分の行動や周りの事象を伝えられるようなやり取りを日常的に行なっています。
- ・必要に応じてプリント課題やPC学習などを用いて言語形成に必要な学びも取り入れながら支援行っています。
〈人との相互作用によるコミュニケーション能力の獲得〉
- ・課外活動やグループ行動の場面において、人と関わり合ってコミュニケーションが円滑に行えるように支援を行います。
〈コミュニケーション手段の選択と活用〉
- ・SNSの使い方や注意点を伝える機会を定期的に作り、PCやタブレット等のIC機器を正しく活用したコミュニケーションの取り方を支援を行います。
〈状況に応じたコミュニケーション〉
- ・自分の思いや考えを言葉で伝えることができるよう、子どもの話をしっかり聞きながら言葉のキャッチボールが出来るような支援を行ないます。
〈読み書き能力の向上〉
- ・個別または少人数での支援の時間に、読み聞かせや読書、課題を通じ個々に応じた文字(ひらがな、カタカナ、漢字)指導で、読み書きや語彙力を身につけられるよう支援を行います。
人間関係・社会性
〈アタッチメントの形成と安定〉
- ・子どもの話に耳を傾け、本人の思いを受け止める等、話やすい体制を整えることで信頼関係を築き安心して関わり合うことが出来るようにする。
〈情緒の安定〉
- ・日頃から本人の気持ちに寄り添いつつ、個別の対応が必要な時はクールダウンの場所や支援スタッフを決め本人の落ち着く方法理解しながら支援を行なっています。
〈他者との関わり(人間関係)の形成〉
- ・実生活の場面で周りの人と楽しく過ごすためには、相手の気持ちや状況に気づいて関わりあうことが大切であることを振り返ったり伝えたりして身につけさせていきます。
〈遊びを通じた社会性の促進〉
- ・一人遊びから少人数や大人数での遊びへ入れるよう、スタッフが関わりルールを守ったり自分の役割を行ったりが出来るよう社会性や対人関係の発達を支援する。
〈自己の理解と行動の調整〉
- ・自分の得意不得意や、行動のパターンなどを理解し、自分の考えや行動を前向きに捉え、気持ちや状況に応じた行動ができるように外からの視点や見え方を共有するなどの支援をする。
〈仲間作りと集団への参加〉
- ・複数名の集まりに参加するための流れや約束事を丁寧に行うことで集団のルールを理解してもらい、子どもの願いに応じて、遊びや集団活動に参加できるよう具体的な方法を提示するなどの支援を行います。
- ・職員も子どもと一緒に遊びや活動に参加することを通じて、子ども同士互いを理解したり、認め合ったりしながら、仲間づくりができるように支援を行います。
家族支援
- ・日々の情報交換に加えて定期的な面談の機会を設けて、こどもの発達状況や特性の理解に向けた相談支援、家族の子育てに関する困りごとに対する相談支援を行います。
- ・延長支援など時間を設け、保護者の預かりニーズに対応するための支援をします。また、保護者会の企画等、保護者同士の交流の機会を設けます。
移行支援
- ・具体的な移行先や将来的な移行を見据えて支援目標や支援内容を設定して本人への直接的な支援を行う。
- ・進路や移行先の選択について、本人や家族へ相談援助を行いながら、意向に向けての調整などを行う。
- ・学校等とこどもの状態や支援内容等についての情報共有や支援内容等の擦り合わせを行う。
地域支援・地域連携
- ・地域行事への参加を通じて地域住民、地域企業との交流
- ・地域の連絡会や自立支援協議会への参加(地域課題の協議と地域資源の開発)
職員の質の向上
- ・法廷研修(虐待防止、身体拘束、感染症対策、BCP)の実施
- ・その他、社内研修の開催、社外研修への参加、オンライン研修の活用
- ・日々のMTGでの支援共有と支援の振り返り
- ・各事業所管理者を集めた統括会議の実施
主な行事等
季節行事:餅つき、節分、夏祭り、ハロウィン、クリスマス会、誕生日会、他事業所との交流会、お見送り会活動:制作、クッキング、スポーツ、SST、遠足、社会見学(工場や研究施設等)、バス、モノレール体験その他:余暇活動(レクリエーション施設等)